1つは、障害者数の増加です。
現在の統計では、障害者数は約7~800万人と言われています。
この数字は、現在の介護保険で要介護認定を受けている数より、多いです。
ニーズの大きさが、参入を呼び込んでいます。
2つ目は、介護保険事業の飽和があります。
介護保険制度施行後、高齢者分野のサービスが飛躍的に増加しました。
地域によっては、利用者を取り合い、競争が激化しています。
そのため、比較的競争が緩やかで、参入者の少なかった障害福祉分野への参入が増えています。
ただ、やはり生き残っていくのは、金儲けではなく、障害者のお役に立ちたい、社会を変えたいといった理念を持った事業者です。
質の良い事業者であれば、まだまだ参入の余地はあります。
そのような事業者が多く参入し、業界全体のサービスの質が向上すればいいと考えています。