これだけ巷に介護や障害者福祉事業所が溢れていますので、何を馬鹿なと思うかもしれません。

デイサービスやヘルパーステーションなら簡単に参入できるはず、と考えるのも理解できます。

しかし、上記のデイやヘルパー事業を開業できる方のほとんどは、自身が業界で働いた経験があり資格も所持しているケースが圧倒的に多いです。

他業界出身で資格がない方からすれば、非常に参入障壁が高い。

もちろん、大手は豊富な資金力によって人材確保ができますので、別です。

あくまで個人レベルで企業を考えた際には、なかなか難しい。

特に、まず人材確保、資格者確保が難しい。

これから立ち上げる事業所でそれほど給与・賞与が出せるはずがありませんし、福祉厚生もないに等しい。

コネでもなければ、良質な人材確保に困難を伴います。

それでいて、資格者がいなければ、事業継続を断念せざるを得ません。

資金を投入して事業を開始して、人材流出のために倒産になる可能性があるリスクの高い事業になります。

しかも、最初から常勤職員を確保する必要がある事業がほとんどです。

加えて、事務所や移動車の確保も必要です。

資金繰りに、当然に悩まされます。

介護保険は、収入が入ってくるのが、2か月後ですから経営者は金策に駆け回ることになります。

そのためか、当事務所へのご依頼も、一人で始められる介護タクシー事業の開業が多いです。

と、起業を躊躇うようなことを述べましたが、反面、一度軌道に乗れば、安定して高い収益を上げていける魅力もあります。

やはりご自身で資格や人脈をお持ちの方に、チャンスの多い業界には違いありません。